Y K 様 オーダー ST-314 ボディ単体製作

 ’18 5 26 工房にお越しいただきお渡ししました。

 大変お待たせしました。少し問題が生じてしまい時間が掛かってしまいました。フローティング状態で調整しています。

この状態で3,480gです。

 ボディの修理が終わりました。再び弦を張って調整を進めます。

SSHのピックガードを製作しました。4/4

 調整でボディを取り外したのでネックのナット交換をしました。ナット溝の底は指板と同様なのでナットの底を合わせてRをつけて取り付けます。ちなみにST-314はSTMの様なスリムなグリップではありませんが、通常のSTMは240RなのにDr.SIEGELモデルと同じ305Rの指板です。

ナットを取り付けました。3/25
ナットを取り外して交換するナットを加工しました。

 画像が解り難くて失礼しました。幅はホーンのカッタウェイの内側が狭くなっていてSTMと概ね同じ形状です。ノーマルボディの314より一回り小型です。

314よりブリッジからエンドが短くてカッタウェイが深くなっています。

 ボディに組み込みました。手直しする部分が出てしまいましたのでもう少々お時間をいただきます。

ST314と並べてみました。3/15

 SSHバージョンのピックガードも製作中です。

ピックガードを製作して配線しました.

 ピックガードの製作に時間がかかってしまい申し訳ありません。外周も修正して加工を進めています。

弦を張って調整を進めています。3/10

 314ネックに合わせたエンド形状でSTMの3シングル仕様のピックガードの型を製作しています。

ネックを取り付けました。2/22

 ボディが仕上がりました。組み込み作業を進めます。

ボディを仕上げました。2/19

 画像は殆ど変わりませんが、トップコートを吹き終えています。

トップコートを吹き終えました。2/12

 着色しました。ゲーリームーアをイメージして配合しました。違和感があるようでしたらお知らせください。

着色しました。2/7

 サンディングシーラーを磨いて下地のホワイトを吹きました。コンプレッサーのトラブルで少々作業が止まっています。前回のボディトップに間違った画像をアップしてしまったようで失礼しました。リアハムザグリも塗装が乗ると凹みが良く見えます。

下地のホワイトを吹きました。1/26

 サンディングシーラーを吹き終えて乾燥させています。

   
産で印愚シーラーを吹きました。1/15

 ペーパーの番数を上げて磨き上げて塗装工程に進めます。

木地調整を進めています。1/6

 穴あけ加工をしてラウンドカットヒール部分の加工をしました。

穴あけ加工をしました。12/29
リアピックアップ部分です。

 前期STMと同等の深さと大きさででコンター加工をしました。

コンター加工をしました。12/27

 外周が丸くなるとストラトっぽくなる気がします。コンター加工と穴あけ加工を進めます。

外周のR加工をしました。12/25

 ザグリ加工が終わりました。面取り加工、コンター加工を進めていきます。

PU部分のザグリ加工をしました。12/20

 コントロールザグリとスプリングハンガー部分のザグリ加工をしました。

 

 ザグリ加工を進めています。STMのモダンなカッタウェイに22フレットまで入ったカッタウェイでクラシカルな雰囲気は薄れていると思います。

ポケットとブリッジをザグリました。12/5

 ボディの外周を加工しました。古川スタイルはSTMのホーン形状を模してカッタウェイを22フレットまで深くしたボディ形状です。

外周の加工をしました。11/25

 元の取り付け穴をメイプルのダボを製作して塞ぎました。ラウンドカットプレートの変更される一箇所以外は概ね同じ位置になりますが、この方が安心です。

ビス穴を塞ぎました。11/5

 

お預かりしたネックです。

 サテン仕上げでヘッドトップにシリアルがある初期モデルと思われるST314のネックをお預かりして古川モデルシェイプのボディを組み合わせます。ブリッジ以外は新たにご用意いただきました。 ヴィンテージネックに倣ってネックエンドに記されている日付は9 12 85で製作から35年経過しています。