愛知県 T M 様 オーダー STM ネック単体製作等

 ’18 2 20 更新

 ザグリ内はオリジナルのままにしてみます。ザグリが深いのでハンガー部分の塗装はそのままでラッカー塗料を吹き重ねます。

ボディは塗装工程に進めています。2/20

 木地が磨きあがりました。派手な杢はありませんが、綺麗なバスウッドです。殆ど2Pボディですが、無理やりな感じ?でコントロールザグリの横10mm程接ぎがあり3Pボディでしたが、シースルーで問題ないクオリティーの材だと思います。オールラッカー仕様なので塗装の乾燥に時間をかけます。その間にネックを進めます。

木地が磨きあがりました。

 着色層の下の白は磨いた感触が不思議な感じです。このモデルが生産されたのと近い時期に工場勤務していた頃に塗装屋さんのサンプルで磨いた事があった白いサンディングシーラーがあったのでそれかもしれません。当時は見た目と同様な片栗粉のような感触が嫌いでした…。いずれにしろ前期モデルらしい薄めの塗装で面取りの大きい個体です。

 剥がして確認しましたら、やはり2P材でしたがこのボディは全くシースルーを想定していない事もあり完全なセンター2Pではありません。もしかすると通常のストラトは無理でSTMのサイズがギリギリ収まる材だったので使用された可能性があります。いずれにしろツブシで2P材はラッキーだと思います。

木地にしました。2/12

 ボディは残りの塗装を磨いて落としています。ボディ材は綺麗なバスウッドの2Pでシースルーグレードの材です。ボディトップの割れは接ぎ目ではなくて材の割れでした。

 
グリップの粗加工を進めています。2/11

 アンダーコートではなくてホワイトのボディを磨きなおしてボディカラーを変更したようです。エッジ付近は木目が出る位まで磨かれていてブルーの層も前期STMらしく薄く仕上げられていました。この後木地まで剥がして磨いてから塗装します。

 ちなみにヴィンテージにもマルチレイヤーと言われる同様のボディが存在しています。比較的塗装が薄めな前期モデルですので、このボディに関しては塗装が厚いと言う訳ではなくて、むしろ四半世紀以上経過しても接ぎ目部分のヤセが殆ど見えずボディトップ・バックとも殆ど平滑でした。

トップコートと着色層を剥がしました。2/3

 ボディのリフィニッシュを進めています。ブルーはオリジナルですが、ボディ裏エッジの打痕やネジ穴等からは白の下地がみえます。ポケットにはスノーホワイトを意味するSWHの文字が見えますのでロッド生産で白に仕上がったボディを磨いてリフィニッシュしていると想像されます。ボディの接ぎ目の凹みもなく平滑なのはその為だと思います。

パーツを外して塗装を剥がす準備をしました。1/27
 

ネックの外周を加工しました。グリップの粗加工を進めます。ボディのリペアは準備しています。

ザウルススモールヘッドです。1/23

 

 

  お預かりしたSTMです。ナット幅を広げてやや厚みを増したネックを製作して差し替えて、さらにレアカラーにリフィニッシュ等のご依頼をいただきました。リペア関連もこちらのページにアップさせていただきます。プリンターインク切れのためオーダーシートの投函が月曜になりますのでご了承ください。