愛知県 M K様オーダー DGTL“ギブテレ” ’04 3.16受注

5月18日に発送しました。

5.15 更新

 ようやくお送りできる状態になりました。ストラップロックはストラップに金具を取り付けるのが慣れないと大変ですが、丁度よさそうなものがありましたので取り付けてみました。

 イメージしたのは来日した頃に使っていた赤と黄色のストラップですが、ピッタリなのが無くて探していたら若干渋い色合いですが、似た感じにみえたので選びました。何よりエンドピンを差し込む部分の厚さが丁度いいです。

完成した“ギブテレ”を手配いただいたツィードに入れました。5/14
ストラップに金具を取り付けました。

 大幅に完成が遅れてしまいましたが、ベック師匠の来日前にはお渡しできそうです。最終チェック段階になりました。

ほぼ完成です。5/11

 お待たせして申し訳ありません。

テンションピンを取り付けました。

 組み込み作業を進めています。パーツを取り付けるところまでは進めていたので、配線と弦を張っての調整です。

ボディの塗装は仕上がって組み込みを進めています。4/26

 バフ掛けを進めています。

仕上げに取り掛かりました。4/19

 トップコートを吹き終えて乾燥中です。

トップコートを乾燥中です。4/9

 着色しました。前回と色を若干変えました。

着色しました。4/2

 ハードケースが無事に届いています。完成まで大切にお預かりします。ボディはサンディングシーラーを吹き終えて乾燥させています。

手配いただいたハードケースは無事に到着しています。3/18

 配線して弦を張っての調整を残すだけでしたが、作業ミスで塗装にトラブルを生じてしまい塗装をやり直すことになってしまいました。かなり良い感じで仕上がっていただけに残念です...。

 大急ぎで剥がして木地にして磨きなおしました。今日はシーラー〜サンディングシーラーの吹きつけをしています。

サンディングシーラーを吹いています。3/17

 パーツを取り付けました。工房のショートスケールバージョンと並べてみましたが、ひと回り大きくなった分縮小による違和感は殆ど解消されていると思います。

パーツを取り付けました。3/12

 

ショートスケールバージョンとの比較です。

 ピックガードを製作しました。ザグリに導電塗料を塗り、パーツの組み込みに取り掛かっています。右の画像は仮にパーツを乗せてみた状態ですが、だいぶ雰囲気が分かるようになったと思います。

ピックガードを製作しました。3/7

 ボディにネックをセットしました。指板エンドの幅を10ピッチブリッジに合わせているので、ジョイントプレートがギリギリです。ネックのサイドに見えるのは、ゴトー製のロッド調整用のレンチ穴です。ネックをセットしたままここでロッドの微調整が可能です。

ボディにネックをセットしました。3/5

 組み込み作業を進めています。エンドピンは落とし込んで取り付けています。左側の画像はホーン側で取り外した状態です。右下の長い部分をエンドピンの真ん中に差し込むとロックされます。

 右側の画像はボディエンド側で差し込んでいる状態です。ストラップは外れる事はありませんが、その前に金具にエンドピンを取り付ける際に割りピンを入れるのが結構大変です。

エンドピンを取り付けました。3/2

 ボディをバフ掛けしました。やや暗くなってからの画像なので感じが変わって見えますが、実際はトップコートを吹いた状態の方が近い感じです。

ボディを仕上げました。2/21

 

パーツの準備も進めています。

 フレットを擦り合わせてペグを取り付けました。クルーソンタイプですが、ポストはシャーラー同様に穴に通して巻きつけるタイプです。ピックガードは形状を変更しましたので、型を製作しています。合わせてボディもそろそろバフをかけて仕上げます。

フレットを擦り合わせてペグを取り付けました。2/17

 ネックを磨いて艶消し塗料を吹き付けました。乾燥のためかなりネックが痩せてフレットのバリが出ていましたので修正しました。これで以後は問題ないと思います。

  ヘッドやグリップ側にでているトラ杢が艶消しフィニッシュでくっきりと見えます。がボディも仕上げに取り掛かれますが、出来るだけ乾燥期間を取るほうが良いので先にピックガード等を先に進めます。

艶消しを吹き付けました。2/8

  やや黄色くなったのが判るでしょうか。実は着色のトラブルでもう一度吹き直しています。13日の画像の状態にしてから、全体にイエローがかった薄いブラウンを吹き付けています。もう数回トップコートを重ねて乾燥させます。

着色を終えてトップコートを重ねています。1/25

 再び着色に入っています。良い感じで光線が当たっているので、コンターやヒールカットの様子が分かるかと思います。

 まずは下の画像の様に、やや黄ばんだホワイトでブロンドの感じにして、この後黄ばんだ感じになるようにイエロー等の染料系の塗料を吹き重ねます。

着色工程に進めています。1/13

 トップコートを数回吹いたところで色にトラブルがあり、修正を試みたのですが、結局剥がして、サンディングシーラーから吹き直しています。十分に乾燥期間を取ったので再び着色作業に入ります。

剥がしてサンディングシーラーからやり直しています。1/7

 着色しました。“テレギブ”はあまり杢が目立たずツブシ気味な感じだったので、同様の感じを目指してみました。薄らですがしっかりと木目は見えます。

着色しました。11/22

 ネックはトップコートを吹いて乾燥させています。ボディもそろそろ着色工程に入ります。

トップコートを乾燥中です。11/7

 

通常の板目メイプルですがフィガードっぽい杢が塗料が乗るとくっきりと見えます。

 目止めをしてサンディングシーラーを吹いています。画像があまり変わり映えしませんが、塗料が乗って少し木目がはっきりしたのが判ると思います。

サンディングシーラーを吹き重ねています。10/22

 シーラーを吹いてからエンドピンの落としこみ加工をしていない事に気付きました。画像はネック側ですが、ボディエンドも同様に加工しています。

取り付けると右側のようになります。10/17

 ボディが磨き上がりました。塗装工程に入ります。

ボディが木地完成しました。10/13

 ようやくボディの木地磨きの工程に入りました。概ね形状が決まっていますので、改めましてカット等の形状についてご確認ください。木地がやや白っぽくなった感じですが、若干軽量になりました。

荒磨きの段階です。10/7

  また、更新の間隔が空いてしまいました。実は、穴あけ工程でリアPUの位置に問題があることが判りコントロールの位置等の変更をしました。

 そんな訳で、ボディ材の杢が違う事にお気付きかと思いますが、作り直しました。お待たせして申し訳ありません。この後ボディを磨き上げます。

穴あけ加工まで終了しました。10/3

 DGカット加工をしました。穴あけ加工をして磨きになります。

DGカット加工をしました。9/1

 ボディのザグリ加工をしました。コンター加工とともに2HB仕様は何かモダン?な感じがします。この後は穴あけ加工とDGカット加工をします。

 ネックは21フレット仕様にしました。エンドまで若干短いですがそれ程違和感が無い様に思います。。ペグ穴ですが、確かめてみるとクルーソンタイプで仕上がっていましたので変更が可能です。工房の在庫でよろしければ追加料金無しで可能です。

21フレット仕様にしました。8/20

 

ザグリ加工をしました。8/21

 グリップをリシェイプしました。ワーモス製のネックはヒール付近まで削りこんでいるのですが、おそらく殆どを機械工程で仕上げる為にセットネックのように丸く形成されています。ナット部分も同様に丸くなだらかなのですが、この部分も整形しなおしています。

 グリップ厚はDG標準グリップにしました。エンド幅も狭くしているのでかなりスリムな印象です。ナット幅も40mmにして磨き上げてナットを取り付けました。

グリップと共にヒール付近の形状を加工しました。8/2

 お待たせして申し訳ありませんでした。手配が遅れてしまいまして、ようやくネックが到着しました。板目ですが、ややフィガードっぽい杢がでています。

 両効きのロッドだと思っていたのですが、通常の仕込みでGOTOH製のネックのサイドからロッドを調整できるものが仕込まれています。

この後幅をつめてグリップを削ります。7/26

 現在は1フレットで約20mm、12フレットで約22mmですが、DGの標準グリップには出来そうです。様子を見ながら可能な限りスリムに形成します。

手前の丸いところから六角レンチでロッド調整ができます。

 久しぶりの更新になってしまいました。先にコンター加工をしました。大きさはダンカン氏が所有するストラトを参考にしました。エルボーもとりあえず通常の形にしています。

 ポケットとピックアップザグリはネックに合わせて加工します。それにしても最近は殆ど軽量なアルダー材の加工が多い為か、とても重く感じます。

コンター加工をしました。5/31

 ボディの外周を加工しました。ワーモスのミディアムスケールネックは、ロングスケールボディに付け替えるように出来ているので、ポケット部分が長くなります。

 ネックは取り寄せ中なので、それまでポケット以外で加工可能な部分を進めていきます。

ボディの外周を加工しました。4/13

 

ボディ材です。

 ジェフベックの“哀しみの恋人たち”のイントロはダンカンがカスタマイズしたテレキャスターによるものとされていますが、製作するのはそのミディアムスケール版です。

 本物はテレキャスにギブソンのPUを組み込んでの“テレギブ”でしたが、こちらはギブソンスケールのテレキャスターですので“ギブテレ”ということにしました。さらにはお客様のコンセプトとアイデアを取り入れ製作しますので、ミディアム版のコピーとは一線を画します。

 ネックはワーモス製を木地で取り寄せてグリップ等をカスタマイズします。ボディは入荷した3枚のホワイトアッシュからちょうど中間の重量のものを選びました。