東京都 K H様 STS スキャロップ、DGカット加工

11/2に工房にお越しいただきお渡ししました。

若干塗装にトラブルがありましたが、お近くですので何かありましたらご相談ということでご理解いただきました。

 

 ネックやパーツをクリーニングして組み戻しました。ネックの状態は良好をキープしています。全体的に木目はハッキリとしてるのですが、画像にすると潰れてしまい節も小さく見えます。

パーツを組み込みました。10/11

 ボディを仕上げました。画像では分かりませんが、実際に見ると意外に木目が綺麗です。私には色の違いや節は気になりません。

ボディを仕上げました。10/8

 トップコートを吹き終えました。暫く乾燥させます。

トップコートを吹き終えました。8/19

 着色しました。色合いはなかなか良い感じになったと思いますが、節等は以外に目立ってしまいます。“味”のようなものとご理解いただければと思います。人によって感覚は違いますが私にはそれ程気になるものではありません。

着色しました。8/12

 サンディングシーラーを吹き終えました。

サンディングシーラーを吹き終えました。7/27

 木地着色をしました。全体的に若干薄めですが、均一になる感じにしました。カッタウェイやエンド側に入り込んだブラックは若干残りましたが着色後は目立たなくなると思います。

木地着色をしました。7/22

 スキャロップ加工をしました。ボディカラーはサバンナレッド了解しました。黄色っぽいのでアルダーに近い感じの色合いになる様に思います。ピックガードも付きますので接いでいる材の色の違いはそれ程貴にならないと思います。

スキャロップ加工をしました。7/12

 全体を荒磨きしました。塗装はシーラーの上にブラックでクリアは吹かれていないようです。カッタウェイ部分はシーラーを吸い込んでいる為かブラックが木地に染み込んでいる部分があり完全には磨ききれないかもしれません。

 接ぎ目は下の画像の部分の色の違いが大きいですが、ダークな色合いだとシースルーでも大丈夫だと思われます。木地の色が黄色っぽくて緑に近い色合いの部分もあるので、ブルー系は厳しいかもしれません。ご希望の色が決まりましたらお知らせください。

1弦寄りの接ぎ目が少し茶色っぽい筋がみえます。
上の画像の節のクローズアップで左が表面で右が裏面です。

 追加でボディのリフィニッシュのご依頼を頂きました。センターに接ぎ目があったので2Pかと思いましたら変則?の3Pでした。接ぎ目はトップ側のセンター部分と1弦側の木地の色合いが変わっている部分です。色が違っている部分が逆だと良かったのですが、着色するのであればシースルーでも可能だと思います。

 節はエルボー付近に表裏に丸く小さい点のようなものだけです。黒く見える部分は工程で下塗りが剥がれかけている部分でボディカラーが木地に残っていますが、全体を磨きなおすので問題ありません。木地が磨きあがりましたらまた画像をアップします。

 

 

 ブッシュ加工をしました。1弦側のネックよりのビスの位置を少し中央寄りに移動させてプレートと同じ形でヒールカットしました。

ブッシュ加工をしました。3/18

 DGカット加工をしました。6弦側のネック寄りのビス穴は元の位置で問題無さそうですが、1弦側はそのままだとブッシュの端が欠けてしまうので少し内側に移動させます。接ぎ目を確認してみましたがボディ材は多分センター2Pです。

DGカット加工をしました。3/4

 

お預かりしているSTSです。

 ページのアップまでも随分とお時間をいただいてしまい申し訳ありません。お預かりしているSTSのネックは若干フラット気味ですがかなり良い感じのグリップです。