ディジー(DG)工房について
工房からの相模湖ピクニックランド方面の風景

 工房概略


 1999年末に十年余り勤務したギター製造メーカーを退職して、個人でカスタムギター工房を立ち上げる準備をはじめました。製作にあたってはお客様のご要望を直接聞いて製作したいと考えておりましたが、店舗を持つ資金もなくネット上にショップを作り販売しようと考えました。 

 CDプレイヤーでさえしばらくの間拒否していたくらいのアナログ人間でしたが、退職後PCを購入してどうにか扱えるようになりました。たまたま知人が使用していない家を相模湖町に所有していたので2000年3月に賃貸契約を結び移り住みました。庭先に作業小屋を建てることから始めて、試作品の製作などを経て2001年11月になりようやくギターを製作出来る環境にすることができました。

 大メーカーは大量に材料を仕入れて量産することで価格を下げています。当工房は仕入れ価格では対抗できませんが、店舗を持たず製造して直接お客様に製品をお届けする事で出来るだけ手ごろな価格でカスタムメイドギターを提供したいと考えております。

 一本ずつそれぞれのお客様のご希望にそっての製造ですので、オーダーから納入までお時間を頂きますしある程度は高価になりますが、ご満足していただける一本を製作するように努力してまいります。一本一本を木材加工から組み込みまで全て当工房にて行います。

 基本的にはEメール等でお客様の意思を確認しながらハンドメイドで製作致します。忙しくてオーダーメイドを扱っているお店に行けない方や、オーダーしたいがお店に行くのをためらわれている方はお気軽にご相談ください。見積りやご相談は無料です。

手作りの作業小屋です ゛ルーム314゛にてオーダー頂いたギターの製作状況を随時確認でき画像もご覧になれるように随時アップしてまいります。

 基本的に工房は公開致しておりませんが、相模湖町までいらっしゃることが可能でご希望になるお客様には自宅兼工房ですがいらして頂き、直接製作状況、試作品・サンプル製作品をご覧頂いたり試奏して頂けます。(お見積り後契約をご検討中のお客様とオーダー契約成立のお客様に限らせていただきます。) 

 お問い合わせ等はなるべくEメール、FAXにてお願い致します。個人で運営しております関係で電話にでることが出来ない場合が少なくない(作業中の場合は機械の音等で気付かない事がほとんどです)と思いますのでよろしくお願い致します。

 

  ◆ 現在は基本的に電話での対応は一切しておりませんのでご了承ください。 ◆

 

2010年 4月1日

 

   ★ お問い合わせ等はメールかBBS(Room314談話室)よりお願いします。

 


DG工房の営業のご案内

 製品の販売、オーダーの受付は基本的にすべて゛ルーム314゛にて承りますが、工房のある相模湖町までおいでになれる方には工房にてオーダーの受付、製品のご説明をいたします。勿論お越しいただいてお話しした上で、オーダーやリペアのご依頼、お買い上げが無くても構いません。わざわざ辺境の地にお越しいただいただきギターに関するお話を伺えただけでもありがたいです。

 営業時間は午前8時30分より午後5時30分です。基本的に定休日は決まっておりませんが、時間内でも不在の場合もあります。自宅兼工房ですのでお客様のご都合によりおいでいただけるのが営業時間外でもある程度は対応可能です。一人で運営しておりますので外出している事もありますし突然の訪問では対応出来かねない場合があります。必ずご連絡の上でいらしていただきますようお願いします。

 最近、セールス等の電話が殆んどの為に留守番電話のみの対応にしています。申し訳ありませんがご用の方はメッセージを残していただければ対応いたしますのでよろしくお願いいたします。電話を取れる状態の場合は営業時間内に限り対応いたしますが、ご用件をお話しいただけない状態では受話器は取りませんのでご了承ください。このところ多数の着信があるのですが、最近の留守番電話のメッセージは全て無言です...。

 ご質問等には可能な限り対応したいと考えておりますので、お手数ですがご質問等は出来ましたらメールや掲示板(Room314談話室)への書き込みにてお願いします。 ご迷惑をお掛けしますがよろしくお願いいたします。  

’07 9.18

 

 〒252‐0171 神奈川県 相模原市 緑区 与瀬 2086−5
 п@  042−684−5568
 FAX  042−684−5564
E-mail dgkoubo@mbj.nifty.com


製作者について


堀  裕(ほり ひろし) ’59年秋田県生まれ。  中学生の頃、フォークブームでアコースティクギターを購入する。いわゆるフォーク少年だったが、FMから流れてきたジェフ・ベックの゛CAUSE WE'VE ENDED AS LOVERS"に衝撃を受けエレキギターに目覚める。’70〜80年代にかけては日本の各楽器メーカーがこぞってオリジナルシェイプの製品を発表していて、影響をうけ落書き程度ながらギターのデザイン、クラフトに興味を持つ。行動力のないまま長い学生生活を送るものの、どうしてもエレキギターを造りたいと言う思いを断てずに’87年にギタークラフトの学校に入学。一年間ギタークラフトの基礎を学ぶ。

 翌年念願の某エレキギター製造メーカーに入社、工場に勤務する。2年後に製作現場から離れるよう辞令があったのに製造に残りたいと言うわがままを社長にご理解を頂き、以来十年余り工場の製作現場で勤務する。退社前の数年はスルーネック、セットネックを中心にカスタムオーダーの製作を担当し百本以上のカスタムギターの木材加工を担当する。


 工場勤務時代の製作者と’54ストラトキャスター略歴はこんな感じです。ジェフ・ベックは現在も熱狂的?ファンです。BBAや"BLOW BY BLOW゛のジャケット写真でレスポールを弾くベックのカッコ良さに惹かれギブソン党になり、 私自身、手が小さくロングスケールは手に余ることもあって(ミディアムスケールを持っても下手ですが)ミディアムスケールのギターを使ってきました。、そんなわけでミディアムスケールとグリップ形状には特にこだわりを持っております。

 同年代の方は店名の゛ルーム314゛を見て笑ってしまったのではないでしょうか。゛ルーム335゛と314スケールとをもじらせて名づけました。右は数少ない工場での写真です。抱えているのはサンプルとして預かった’54年製ストラトです。ちょうどジェフ・ベックが同じモデルを使っていた頃です。

 豊富な製作経験と工場でお預かりしたサンプルやリペア品の色々なギターを数多く見てきた経験を生かして、お客様のご希望にそえるギターを製造してまいりますのでよろしくお願いいたします。


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